足パカ運動で簡単ダイエット!太ももを細くする方法とは?

足パカ運動というものをご存知でしょうか。実は誰にでも簡単にできるダイエット法ということで話題になっています。体の部位の中でも特に痩せにくいとされる太ももを細くすることもできると言われているほどのダイエット方法なので、日々のダイエットプログラムにぜひ取り入れてみましょう。

なぜ太ももは痩せにくいの?

もともと痩せにくい方と痩せやすい方はいますが、その中でも痩せにくい部位というのは概ね共通しています。痩せにくい部位にもいくつかありますが、その中でも特に痩せにくいとされているのが太ももです。他のところは細いのに太ももだけ何をやっても細くならないという方も多いことでしょう。そもそもなぜ太ももは痩せにくいのでしょうか。

太ももが痩せにくい原因は、筋肉を使わないことです。というのも、太ももが痩せにくいということで悩んでいる方の多くは、おそらく太ももの内側のお肉で悩んでいるのではないでしょうか。太ももの内側というのは、特に筋肉を使わないのです。太ももの内側の筋肉のことを内転筋と呼ばれるものですが、実際に普段の生活の中で内転筋を使う動作というのはあまりありません。足パカ運動というのは、日頃使わない内転筋を鍛えるのにピッタリな運動なのです。

なぜ足パカ運動がダイエットや太ももを細くするのに効果的なの?

先でもお話ししましたが、太ももの内側にある内転筋というのは日頃の生活の中ではなかなか使う機会がありません。その内転筋を鍛えるのにピッタリなのが足パカ運動です。誰にでもできる簡単な運動ですが、なぜこの足パカ運動がダイエットや太ももを細くするのに効果的なのでしょうか。

足パカ運動では、普段あまり使わない内転筋を鍛えることができます。これによって脂肪を減らすことができるのです。テレビコマーシャルなどでは太ももと太ももの間に隙間を作って美脚を目指そうといったものが多いのですが、実際に足パカ運動では太ももと太ももの間に隙間を作って美脚を目指すことができるのです。足を細くするだけではなく、それと同時に腹筋や背筋などにも働きかけてくれますので、お尻やお腹などの気になるボディラインにも効果的です。

また、内転筋を鍛えることによって、骨盤や内臓が正しい位置に戻ってくれます。これによって淀んでいた体の巡りというものが改善されるようになりますので、むくみも解消され、代謝がアップしてより痩せやすい体へと変わっていくのです。

太ももが痩せない理由は、単純に使わないというだけではなく、骨盤の歪みやむくみから太ももが太くなっているケースもあります。普段使わない内転筋を鍛えつつも、太ももが太くなる他の要因にもしっかりとアプローチしてくれる画期的なダイエット方法なのです。

足パカ運動に限ったことではないのですが、一定の運動というのはやりすぎてしまうと今度は筋肉がつきすぎて太くなってしまうという話もあります。実際に、そういった経験をしている方も多いでしょう。足パカ運動の場合もそのリスクがないとは言い切れません。しかし足パカ運動はハードな運動ではなく、誰にでも簡単にできるどちらかというとソフトな運動です。そのため、足パカ運動でハードな運動でつくようなゴリゴリの筋肉がつくことはほとんどありません。適度に引き締めつつ、美脚だけではなく綺麗なボディラインを作り上げてくれます。

誰にでもできる簡単な足パカ運動のやり方について

では、さっそくですが誰にでもできる簡単な足パカ運動のやり方についてご説明していきましょう。

足パカ運動ダイエット(仰向け・横開き編)

足パカ運動の基本となるのは、横に足を開くやり方です。

  1. まずは、仰向けに寝て、両足の膝を曲げておきましょう。
  2. そこから両足を真っ直ぐ天井に向かって伸ばして、つま先を上に向けます。
  3. 次に、両足を45度くらいの角度に開きます。開いたらまた元に戻します。
  4. これを3回したら一旦両足を下げて、深呼吸をしましょう。
  5. また、3回やって足を下ろして深呼吸というのを繰り返していきます。

ちなみに、この運動をしているときは呼吸を止めないように気を付けておきましょう。きちんと呼吸をして酸素を取り込むことも大切です。

足パカ運動ダイエット(仰向け・縦開き編)

足パカの基本になるやり方ということで横に足を開く方法をご紹介しましたが、今度は縦に開くやり方についてご紹介します。

  1. まずは、仰向けに寝て、片足を30度ほどの角度に持ち上げておきます。
  2. 上げたほうの足は膝やつま先をしっかりと伸ばして、その状態のまま5秒から10秒ほどキープします。(このときも呼吸を止めないように注意しておきましょう。)
  3. 足を下ろしたら、今度は逆の足で同じように繰り返していきます。左右の足で交互にやっていきましょう。

足パカ運動ダイエット(横向き・縦開き編)

上記は仰向けになった状態での足パカ運動でしたが、横向きでの足パカ運動というものもあります。

  1. まずは、体を横向きにして寝ます。このとき下になったほうの手で頭を支え、上になった足を上げます。ちょうどエアロビクスなどでもよくある動きです。足の角度は20度から30度ほどでOKです。足を上げている間は呼吸を忘れないようにしましょう。
  2. 足を上げた状態で5秒から10秒ほどキープしたらゆっくりと足を下ろします。もし、このときに呼吸の乱れがあるようであれば、呼吸を整えておきましょう。
  3. これを3回から4回ほどおこなったら、体の向きを変えて逆の足でも同じようにやっていきます。

足パカ運動ダイエット(仰向け・足クロス編)

上記のような基本的な足パカ運動だけでも効果的ですが、そのうち体が刺激に慣れてしまいます。そうなってくると効果も弱まってきますので、より強い負荷のかかるやり方も実践していくようにしましょう。簡単に言ってしまえば、足をクロスさせるタイプの足パカ運動になります。動きがハサミに似ていることもあり、こういったエクササイズをシザースと呼ぶこともあります。

  1. まずは、仰向けに足をまっすぐにして寝転がりましょう。両足を離さないまま45度ほど上げていきます。ちなみに、このときの角度を45度よりも低くすることによって、腹筋により大きな負荷をかけることができます。
  2. 床から背中と腰が浮かないようにしながら、両足を小さくクロスさせます。ゆっくりとクロスさせていき、これを何回か繰り返していきます。

もし、このクロスさせるやり方でもちょっと物足りないというレベルになってきたら、足パカ運動にトレーニングチューブをプラスするといいでしょう。トレーニングチューブを両足の足首につけて足パカ運動をおこなうことによって、より内転筋を鍛えることができます。

足パカ運動の期間や回数は?

足パカ運動がどのようなものかはわかったものの、どれくらいの期間や回数をこなせばいいのかわからないという方も多いでしょう。基本的に期間や回数というのは決まっていません。

ただ、足パカ運動をする場合には毎日欠かさずというやり方よりも、3日続けたら1日休むといった形で休憩を挟むほうが効率的だと言われています。回数に関しても一度に100回や200回とやっていくのではなく、まずは10回、慣れてきたら20回といった感じで徐々に回数を増やしていくほうがいいでしょう。足パカ運動に限ったことではないのですが、ダイエットは続けることに意味があります。そのため、自分が続けられるような頻度や回数というものを意識していきましょう。

モチベーションを保つことも大切なので、ブログや日記などで目に見える形で記録に残していくようにしたほうがいいかもしれません。ビフォーアフターがわかりやすくなるように、写真を撮っておくという方もいるようです。どのような形でもいいので、目に見える形でモチベーションを保っていくようにしましょう。

足パカ運動の注意点について

誰にでも簡単にできる足パカ運動ですが、いくつかの注意点があります。まずは、足パカ運動において負荷をかけすぎないということです。というのも、負荷がかかるからこそ筋肉も発達していくのですが、あまりに負荷をかけすぎてしまうと鍛える必要のないところまで鍛えてしまい、筋肉太りの状態になってしまうこともあるのです。もともと足パカ運動というのは太ももの内側にある内転筋を鍛えるための運動です。負荷をかけすぎて太ももの外側を鍛えてしまうと、それまで以上に太ももが太くたくましくなってしまいます。

また、足パカ運動においては腰が痛くなった、股関節が痛くなった、太ももの付け根が痛くなったといった声も少なくありません。体のどこかを痛める場合というのは、足パカ運動のやり方を間違えていることが多いです。床から背中や腰が浮いている、勢いや反動をつけて足パカ運動をしているという場合には、正しいやり方が実践できているとは言えません。正しいやり方をしているのに痛みがあるという場合には、腰の下にクッションや座布団などを敷く、普段運動をしない方や体が極端にかたい方であれば本当に少ない回数から慣らしていくといったことで改善させるかもしれません。もし、それでも痛みがあるという場合には、足パカ運動はやめて他の方法を探した方がいいかもしれません。特に、足パカ運動は腰痛持ちの方にはきつい部分があります。ダイエットや太ももを細くするために他の部分を痛めてしまったのでは元も子もありません。無理をしないように気を付けておきましょう。

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妖精社
子どもの頃から心理カウンセラーになりたくて、大学では心理学を専攻していました。卒業後も働きながら勉強を続けて、念願叶って今は心理カウンセラーに。気付いたら物書きにもなっちゃって、趣味に仕事にと忙しい毎日です。

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