育児ノイローゼになりそうなママの特徴とそのストレス解消法

育児をしていて、悩みや不安、ストレスを感じたという経験はありませんか?子育てが上手くいかずに悩んでいるパパやママ達はたくさんいると思います。そんなストレスを溜め込みすぎてしまうと、育児のイローゼに発展してしまうこともあります。今回は育児ノイローゼになりやすいママの特徴と、育児ストレスの解消法について紹介します。

誰にでもある子育ての悩み

子育ては、子どもの成長や愛おしさを感じ、幸せな気持ちになることがいっぱいです。しかし時には、分からないことや不安、思うようにいかないイライラなどから、ストレスを感じてしまうこともあります。

実際に、子育ての負担や不安を感じているパパやママは多いです。厚生労働省の調べでは、70%以上の親が子育てで何かしらの不安を感じているという結果が出ています。子どもが赤ちゃんのとき、成長して言葉を喋るようになったとき、幼稚園・保育園に入ったとき、そして小学生・中学生・高校生になったときいくら大きくなっても親にとっては大切な子どもです。子どもを心配する気持ちから、その時々に起こる問題に頭を悩ませていることでしょう。

育児ノイローゼになりやすいタイプとは?

そんな子育ての悩みやストレス、あなたはどうしていますか?悩みを抱え続けたり、ストレスを溜め込んでいったりすると、「育児ノイローゼ」になってしまうこともあります。

周りの環境やママの性格など、育児ノイローゼにはなってしまいやすいタイプというものが存在します。私、もしかしたら育児ノイローゼかも?と思っているママは、今の生活環境や自分の性格を見つめ直してみましょう。

家庭環境の問題

妊娠・出産に伴って、仕事を退職したり、産休や育休を取得したりするなど、ママになったことでこれまでのライフスタイルがガラッと変化します。特に出産後は、日中は子どもと自分の2人きりというケースも多いです。子どもが生まれることで、これまでとは違う生活になることは多くの人が予測しているとは思いますが、予測しているのと実際に体験してみるのではまるで違います。専業主婦の場合は、自由に時間を使えると思われがちですが、そんなことはありません。朝から晩まで、子どもに合わせての生活です。私自身も、育児に奮闘する覚悟で好きだった仕事を辞めましたが、自分の世界が一気に縮小してしまったことや、自分が自由に何かできる時間がほとんどないということがストレスになってしまいました。

また、結婚による引越しで慣れない土地へ行くことや、周囲に悩みを相談できる人がいないということがストレスになるケースもあります。他にも、パートナーの理解が得られず、子育て=ママの仕事となってしまい、協力が得られないといったこともストレスの原因になります。出産後は、夫婦で協力し合って子どもを育てるという意識をお互いに持つことが大切です。

頑張り屋さんなママの性格

いいお母さんになりたい!という思いが強く、なんでも完璧にこなそうとしすぎて、育児ノイローゼに陥ってしまうこともあります。全てを完璧にこなそうとするが故に、育児の失敗が受け入れられないというケースです。

また、優しい人は何でも自分が我慢しようとしてストレスを溜め込んでしまったり、真面目で責任感の強い人はイレギュラーに対応できずに自分を追い詰めてしまったりすることもあります。育児ノイローゼになってしまうのは、ママが頑張り屋さんであるからこそなのです。育児は試行錯誤しながら、失敗を繰り返し、子どもと一緒に自分も親として成長していくものです。上手くいかないこともたくさんありますが、決してサボったり怠けたりしているわけではないので、自分自身をを責めないようにしましょう。

どんな症状が出るの?

育児ノイローゼはつまらないことでイライラしたり、マイナス思考になったりという症状から始まります。症状が進行すると、気力の低下や思考力が低下し、ぼんやりして無気力になってしまうようになります。社交性も低下し、家の中にこもりがちになるため、うつ病と似た症状が出ることもあります。

また、不眠や過食など、心だけでなく体にまで症状が出ることもあります。イライラだけでなく、体調不良が出始めたら注意が必要です!

イライラやストレスを感じたときの対処法

育児疲れやストレスを感じたら、育児ノイローゼに発展してしまう前に対処が必要です。まず何よりも夫婦間で相談をしましょう!パパや家族のサポートで、ママのストレスを軽減できる方法を模索することが一番スマートな解決方法です。

日中に家で子どもと2人きりだとストレスを感じるという人は、他人との交流の場を開拓しましょう。子育て支援センターを利用して、同年代の子どもがいるママ達との交流をしたり、支援センターの職員に子育ての悩みを相談したりしてみると良いです。悩みや不安、愚痴を聞いてもらえる相手がいるだけでも、心がスッと軽くなります。

そして、たまに一人の時間を持つことも大切です。パパや家族に子どもを見てもらったり、預かり保育を利用したりして、リフレッシュする時間を持ちましょう。自分自身へのご褒美タイムがあることで、気持ちがリセットできます

育児ストレスと上手に向き合っていきましょう

いかがでしたか?育児ノイローゼは、決して特別な病気ではありません。子育てに悩みはつきものなので、育児ストレスをゼロにするということはなかなか難しいものです。しかし、そのストレスを溜め込んでしまう前に、何らかの逃げ道や解決策を用意しておくことが大切です。