男に騙されないために女が意識すべき5つのこととは?

男性に騙されてしまう女性というのは後を絶ちません。実際に、これまでにも男性に騙された経験があるという女性も多いのではないでしょうか?たまたま変な男に引っかかってしまったという方もいれば、毎回のように男性に騙されてしまうという方もいるでしょう。騙すほうが悪であることは間違いありませんが、そういう男に女性のほうから近寄っていったのではどうしようもありません。怪しい男には近寄らないのはもちろん、「怪しいな」と感じたら距離を置くといったことが必要です。ここでは、男性に騙されないために女性が意識すべきことをご紹介していきたいと思います。

1|男性の勢いに流されないこと

まず男性に騙されないために女性が意識すべきこととして挙げられるのが、男性の勢いに流されないということです。人間には流されやすいタイプと流されにくいタイプがいますが、流されやすい女性というのは男性からしてみると騙しやすい存在です。そのため、ターゲットにされやすいのです。
例えば極端な例ではありますが、グイグイ来るタイプのナンパ男に目を付けられたとします。ナンパされて断り切れず、一緒に遊びに行くようになって、なし崩し的に付き合うことになり、気づいたときには金の無心をされるようになっていた……ということもあり得るのです。実際にこういったケースから大きな事件に発展することもあります。
これは誰にでも言える話なのですが、何かお願い事をするときに「これがOKなら、あれもOKしてもらえるかな?」といった欲が出て来るものです。最初から相手を騙す気満々の男性であれば、こういった欲というのは普通の人以上に強いでしょう。たったひとつのことでも男性の勢いに負けてしまうと騙そうとしている男性は味を占めてしまいます。「勢いで押せば何でもいける」と思われてしまうと、次から次へと勢いで押し通そうとするでしょう。そして、押しに弱い女性であればそれをすべて受け入れてしまい、悲惨なことになってしまうのです。
人生においては勢いに流されるまま身を任せたほうがいいということもあるかもしれません。しかしながら、自分の人生です。当然、そこで身を任せずに勢いに抗うということもできるわけです。実際に勢いに流されて後悔している女性は多いですし、後悔してからでは何もかもが遅いような状況になってしまう可能性があるのです。もっと危機感を持って、勢いに流されないように意識していきましょう。流されやすいという自覚のある女性であれば「ちょっと待って」を口癖にしておくと勢いに流されそうになっても、ワンクッション置くことができるかと思います。

2|男性の機嫌に振り回されないこと

騙す騙さないに関係なく、男性の機嫌に振り回されてしまう女性は少なくありません。こういった女性も男性には騙されやすい傾向にあります。不機嫌になると面倒だから仕方なく男性の言うことを聞いてしまう、不機嫌になられてそのまま嫌われてしまうのが怖いから男性の言うことを聞いてしまう……どちらにしても、これは決してよくないことです。
例えば、おもちゃ売り場でおもちゃを買ってほしくて泣き叫んでいる子どもがいたとします。もしその親御さんがあまりにもうるさいからと必要もないのにおもちゃを買ってしまうと、子どもは「ほしいものがあるときは泣き叫べばいいんだ」という間違った学習をしてしまいます。間違った学習をしたまま大人になれば、「感情的になれば周りの人間は言うことを聞く」「感情で周りの人間を屈服させることができる」と思うようになるでしょうし、実践するようになるでしょう。
男性が不機嫌になるからと女性が男性の言うことを聞いていると、これと同じようなことが起こります。不機嫌になるからと一時的に臭い物に蓋をしても、臭い物は臭いままです。むしろ、どんどん悪化して、取り返しのつかない事態に発展することもあるのです。
男性が不機嫌になったタイミングで女性が言うことを聞くようになると、男性はそれを学習しますし、ここでも味を占めるようになります。女性に言うことを聞かせるためにわざと大げさに不機嫌であることを演じることもあるでしょうし、下手すればDVやモラハラなどに発展することもあるのです。
男性が不機嫌になったのであれば、そのまま放っておけばいいのです。むしろ、ある程度の年齢になっているのに思い通りにならないからといって不機嫌になるような男性というのは、みっともないですし、情けないでしょう。ここで気持ちが冷めてしまってもおかしくないくらいです。

3|違和感を無視しないこと

女性を騙す男性というのは、日頃から息をするように嘘をついているものです。嘘をつきすぎて自分でもどんな嘘を言ったのか覚えてないということもあり得ます。もちろん、そのあたりも含めて綿密に考えているタイプもいるのですが、女性を騙すような男性というのはどこかでボロを出すものです。
そのため、女性はそういった男性と一緒にいると違和感を覚えることが多くなります。「あれ?この間はこう言ってたのに……」「前言ってたことと違う……」と思うようなことがあっても、男性に騙されやすい女性というのは「自分の記憶違いだろう」「自分の聞き間違いだろう」と考えてしまうものです。しかしながら、そういった違和感を覚えたことというのは記憶違いでも聞き間違いでもないことが多いものです。
また、話の内容以外の部分でも違和感が出てくるかもしれません。例えば、デートの途中で女性が体調不良を訴えたのであれば早めに家に帰したり、場合によっては病院へ連れて行ったりするものです。しかしながら、女性が体調不良を訴えているのにも関わらず「大丈夫?」と心配する振りはするものの、デートは続行させるしやることはやるとなってくると誰だって違和感を覚えるでしょう。女性によっては、ドン引きするような案件です。こういった行動面での違和感といったものもポイントです。
違和感というのは、何かおかしなところがあるからこそ出てくるのです。ひとつのサインと言っていいでしょう。一緒にいて違和感がある場合には、その違和感を無視しないようにしましょう。無意識のうちに、自分が自分に警告を出している可能性もあるのです。
違和感がある場合には、その都度、その違和感が何に対するものなのかをしっかりと考えた上で、場合によっては男性に突っ込みを入れるようにしましょう。些細なことに気づく女性だと思わせることができれば、最初から騙す気のある男性というのは自然と離れていくものです。

4|男性に同情しないこと

男性に騙されないためには、男性に同情しないことも大切です。同情できるということはとても優しい心根の持ち主ということなのでしょうが、その優しさはつけ込まれやすいのです。同情しやすいというタイプは、同情してしまうような状況のときこそ警戒レベルを引き上げるようにしましょう。
実際に同情を引くような話ばかりをして、女性を騙そうとする男性は少なくありません。もちろん、単純に「可哀想な僕ちん」に酔っていることもあるのですが、同情させて女性を思い通りに動かしてやろうと考えているタイプもいるのです。それも無意識にこういうことを平気でやってのけるタイプもいるので、とても厄介です。
基本的に同情を誘うような話をする時点で、男性として魅力があるタイプとは言えないでしょう。というのも、万が一騙す気がなくとも、同情してほしいタイプということになってきますし、「察してちゃん」「構ってちゃん」である可能性が高いのです。騙されることがなくとも、かなりの確率で面倒な付き合いになるでしょう。
同情するなとは言いませんが、「可哀想だから○○してあげよう」と安直に考えるのは絶対に避けましょう。そもそもその男性が自分にとって都合のいいように情報を切り取っている可能性もあるのですから、同情するのは情報の裏付けが取れてからでも遅くはありません。すぐに同情してしまうことだけは避けたいところです。

5|男性にすべてをさらけ出さないこと

これは自分に自信の持てない女性に多い傾向なのですが、悪いところも含めて自分のすべてをさらけ出した上で受け入れてもらおうとすることがあります。コンプレックスとなるような部分を積極的に伝えて「こんな私でもいいの?」という感じで受け入れてもらおうとするのです。
気持ちはよくわかるのですが、これをすることによってその女性にとっての弱みが何かということが相手の男性にはわかってしまいます。女性を騙そうとする男性は、こういった付け入る隙を見逃しません。「君みたいなコンプレックスだらけの女性を受け入れられるのは自分だけ」という形で洗脳をしてくるような可能性もあります。
悲しいことではありますが、今の時代、人というのはそこまで信用できるものではありません。下手すれば自分のコンプレックスをSNSで拡散されてしまうような時代です。いいところも悪いところも自分のことを積極的に開示して受け入れてもらおうとする姿勢は危険なのです。
それに女性を騙すような男性であれば、そういう女性ほど騙しやすいことをわかっていますし、ターゲットにされやすくなります。少しずつでいいので自分に自信が持てるように努力していきましょう。ゆっくりでいいのでクリアできそうな小さな目標を設定して、その目標をクリアするということを重ねて自信をつけていきましょう。

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妖精社
子どもの頃から心理カウンセラーになりたくて、大学では心理学を専攻していました。卒業後も働きながら勉強を続けて、念願叶って今は心理カウンセラーに。気付いたら物書きにもなっちゃって、趣味に仕事にと忙しい毎日です。

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