短期間で英会話ができるようになる!すぐに英語が上達するために意識すべき勉強方法

できるだけ短期間で英会話を学ぶには、やはり留学するのが一番だと思います。けれど心がけ次第では、日本にいながら短期間で英会話を身につけることだってもちろん可能です。 将来英語を話せるようになりたい!という人は、ぜひ参考にしてみてください。

1|日常会話に必要な単語を覚える

日本にいながら英会話を身につけるには、想像力を最大限に働かせて、毎日の会話を英語で話すことをイメージしましょう。日本語で自分が発する言葉を、もし英語で言うとしたら何と言うのか?それを意識して必要な英単語を覚えていきます。単語ばっかりは一つ一つ覚えていくしかありませんが、日常生活に密着した英単語なら、覚えやすいと思います。例えば・・

店で:

「これはいくらですか?」”How much is this?”

「それください」”I will take it.”

友人と:

「何食べたい?」”What do you want to eat?”

「また明日ね」”See you tomorrow.”

などなど、日常生活に必要なセリフや単語を覚えていきましょう。学校の勉強のように単語をズラズラ覚えても、使う機会がなければすぐに忘れてしまいます。頭の中で常に意識できる、心の中でつぶやくことができる、日常的な英単語から覚えていきましょう。

2|好きな映画やドラマを教材にする

英会話を短期間で身につけるには、「楽しんで」英語を自ら貪欲に求めることが何より大切です。「勉強」だと思った時点で、楽しむことは至難の技だし、だいいち続きません。おすすめなのは、洋画や英語のドラマをテキストブックにしてしまうことです。女性なら中毒性のある恋愛ドラマがおすすめ。Sex and the City やGossip Girl、ミステリーならイギリスの Sherlockなど、続きが気になって仕方ないドラマは、何とかして先を理解しようとしますよね。忙しい日常の中で英会話を楽しむには、自分が好きなもので学ぶのが一番。英語字幕で観ることによって、新しい単語を覚えることにもつながります。分からない時は一時停止して、単語の意味を調べながら観ましょう。カッコイイ、言ってみたいと思うセリフは、「いつか絶対に言ってやる」と心に決めましょう。「楽しくなければ英会話の勉強は続かない」と言うことをよく覚えておき、自分が夢中になれる映画やドラマを選んでください。

3|自分のことを英語で話す

筆者はイギリス留学中、自分のことを人に話すために、毎日自己紹介文のようなものを英語で考えていました。高校時代に起こった事件、子供の頃にあった出来事など、オチのある、面白いと思うストーリーを英語で話せるよう、前日の夜に簡単な英文を作成。それをノートの端っこに走り書きしておき、学校でスピーチしていました。文法の宿題そっちのけでそれをやることもありました。(褒められたことではありませんが)

欧米では、自分の意見を進んで話すことで周囲から好感を持たれます。自分の意見を言わない人は何を考えているのか分かりにくいので、興味を持ってもらえない可能性が高いです。英会話を学ぶということは、将来欧米の人と話すことになるということでもあるので、自分のことをハキハキ話す練習が必要です。趣味、恋愛感、夢、家族のことなど、英語で自分のことを話せるように準備しておきましょう。そうすることで、いざ英語を話すチャンスがやってきた時、臆せず話すことができるのです。

4|ネイティブの人と話す機会を逃さない

留学時代、「日本語を学びたい」という人に出会いました。正確には、ベルギー人とフランス人の女性が別々の時期に、向こうから「私は日本が大好きで、日本語をきちんと勉強したいと思っているの」と声をかけてくれたのです。日本人とはなかなか出会えない、だから絶対仲良くなりたいと思った、と言うことでした。二人とも驚くほど頭の良い女性でした。(日本語は世界でも最も難しい言語の一つで、学んでいる人はたいてい秀才です。)このように、ネイティブの人と話せるチャンスを自分からつかまえに行く、というのはとても大事なことです。日本にいながら英会話を学ぶには、英語圏出身の友人、あるいは恋人(これが一番早い)を作るのが一番良いと断言できます。けれど、ただ黙って待っていてもチャンスはやってきません。「英語をしゃべれる友達が欲しい」と人に言う、道に迷っている外国人を助けるため英語を覚えておくなどして、常にアンテナを張ることで、巡ってきたチャンスを絶対逃さないようにしましょう。

5|自分は英語がしゃべれると思い込む

「自分は英語がしゃべれない」と謙遜する気持ちがあると、いつまでたっても「日本人っぽく」英語をしゃべることになります。たとえまだしゃべれなくても、「自分はしゃべれる」と思い込むことがとても大切なのです。英語圏の人はみんなリアクションが大きく、顔の表情筋もよく動かしますよね。なぜか?そうしなければ正しい発音ができない、相手に感情が伝わらないからです。「日本語を話すおしとやかな自分」のままでは、なかなか英語が伝わらないかもしれません。バイリンガルの人が、英語と日本語で性格まで少し変わるのは、そういったところにあるのです。留学中、筆者は英語の試験を受けましたが、スピーキングテストの前にはグラスワイン1杯飲んでから行くことを先生から勧められました。適度なアルコールで緊張が解け、自信を持って話せるとのことでした。それは筆者のことをよく分かってのアドバイスだったかもしれませんが・・ぜひお試しください。

最後に

英会話を勉強するのに、遅いということはありません。思い立ったら強い意思と目標を持って、できることから始めてみてください。大切なのは、「英語をペラペラと話す自分」を明確にイメージすることです。そこに向かって進んで行くことで、必ずそうなれると思います。まずはお気に入りの海外ドラマ探しから始めてみませんか?

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首藤 加奈子
イギリス在住のフリーランスライター。イギリス留学を経てイギリス人と結婚、出産。国際結婚や恋愛、美容について執筆中。ビールが大好きで趣味はパブ巡り。