社会人の女性が気を付けるべき3つのマナーとは?

たまに学生気分が抜けていない社会人の方を見かけることがありますよね…。「恥ずかしい」「みっともない」と思いつつ、ふと「自分は大丈夫だろうか」と不安になることもあるのではないでしょうか?ここでは、社会人の女性が気を付けるべきマナーについてご紹介します。遅すぎるということはありませんので、少しでも気になったら振り返ってみて今からでもマナーを身につけていきましょう。

1|言葉遣い

社会人の女性が気を付けるべきマナーとしてまず挙げられるのが言葉遣いです。日本人の言葉遣いが乱れてきているのは、何となく感じ取っているという方も多いでしょう。ただ、だからといって乱れた言葉遣いをそのまま使えばいいというものではありません。同じ内容であってもその言葉遣いによって与える印象はまったく違ってきますし、特に社会人にとっては言葉遣いはとても重要なポイントになってくるのです。
社会人になると、人とのコミュニケーションというのは避けられません。ひとりで仕事をしているような気になっても、同僚、上司、後輩、先輩、お客様、取引先……とさまざまな相手とコミュニケーションを取っていかなければいけません。ビジネスシーンになりますので、そこで友達と同じような感覚でコミュニケーションを取るのは言うまでもなくNGです。社会人として恥ずかしくない言葉遣いが自然とできるようになっておかなければいけないのです。
普段はあまり意識していないかもしれませんが、社会人として会社で働くというのはその会社の名前を背負うということでもあります。言葉遣いのせいで取引先での信頼や信用をなくしてしまい、会社に大きな損失を与えてしまうかもしれません。特に、今はSNSでの拡散というものがありますので、お客様に不適切な言葉遣いをしてしまったばかりにSNSで暴露され、それが拡散し、会社の信頼や信用を失ってしまうだけではなく、会社に苦情が殺到するといったこともあるかもしれません。
大げさな話と思うかもしれませんが、言葉というのは諸刃の剣です。悪意がなくとも、それで人を不快にさせてしまい、会社に大損失を与えてしまうようなこともあるのです。対面してのコミュニケーションはもちろん、電話にメールときちんとした言葉遣いは常に求められるものです。

2|身だしなみ

社会人の女性が気を付けるべきマナーとしては、身だしなみも挙げられます。もちろん、女性であれば言われなくとも身だしなみには気を付けているという方も多いでしょう。ただ、社会人になってから時間が経過すると「これくらいなら大丈夫かな」と自分の中での身だしなみのルールが緩くなってしまうものです。気づいたときには、悪い意味で社会人になりたての頃とは比べものにならないレベルに……ということもあるかもしれません。周りも女性の身だしなみに関しては「おかしいな」と思っていても、なかなか口には出せないでしょう。
また、女性の場合、身だしなみよりもオシャレを重視してしまうようなことも少なくありません。業界などにもよりますが、例えば一般的なOLさんであればオシャレさというのは求められません。それこそきちんとお手入れをしたスーツであればOKといったところがほとんどでしょう。身だしなみというのは相手を不快にさせないためのものであり、勤めている会社の信用や信頼といったものを損なわないためのものでもあります。一方で、オシャレというのはオシャレに見られたい、オシャレを楽しみたい自分のためのものです。
TPOをわきまえ、身につけるものはアイロンなどのお手入れをしておき、変に着崩すといったことはせず、社会人として恥ずかしくない身だしなみを実践していきましょう。

3|食事の席でのマナー

社会人の女性が気を付けるべきマナーとして最後に挙げるのが食事の席でのマナーです。社会人になると関係者との食事をすることも出てきますし、会社の飲み会といったものも出てきます。これらに一切関わらないというのはまず無理な話です。だからこそ、食事の席でのマナーが求められるのです。
必要以上にカチャカチャさせない、いわゆるクチャラーにはならない、お酒を飲み過ぎないといった一般的な食事マナーはもちろんですが、上座や下座についてきちんと理解しておくといった社会人ならではの食事マナーも必要になってきます。お酒を注ぐときにはラベルが上になるようにといったマナーもありますので、そういったものをバッチリおさえておくと印象もよくなるでしょう。
社会の中では、いまだに「女性だから」という理由でなめられてしまうような部分があります。だからこそ、最初から文句を言わせる隙を与えないようにしておくといいでしょう。

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妖精社
子どもの頃から心理カウンセラーになりたくて、大学では心理学を専攻していました。卒業後も働きながら勉強を続けて、念願叶って今は心理カウンセラーに。気付いたら物書きにもなっちゃって、趣味に仕事にと忙しい毎日です。

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