国際結婚に失敗してしまうカップルに共通する５つの特徴とは？｜MOOI 恋するオトナ女子のためのライフマガジン

一般的な日本人の夫婦に比べて、離婚率が高い国際結婚。うまくいくカップルもいる一方で、失敗してしまう人が多いのはなぜでしょうか。今回は、国際結婚に失敗してしまうカップルの特徴をご紹介します。これから国際結婚を考えている人に、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

１｜お金の問題・金銭感覚の違い

国際結婚でなくても、夫婦の間でお金の問題はとても深刻です。けれど外国人の夫にとっては、お金の問題はささいなことと考えていることも多いのです。将来のため、子供のためと貯金をしたい日本人妻に対して、外国人の夫にしてみれば「今を楽しむためにお金を使いたい」と思うのが一般的です。また、結婚当初は働いていた外国人夫が失業し、その後働かずヒモ状態、というのもよくある話です。勤勉な日本人女性は「自分が働かなくては」と家族を養おうとしますが、それが次第にストレスとなってしまうのです。

金銭感覚の違いは、育ってきた国の常識、感覚、家庭環境によってそれぞれ違うと思います。相手が外国人の場合、こちら常識、一般的な金銭感覚を説明しようとしても難しく、理解を得るのも困難でしょう。結果的にお金のことが問題で別れてしまう国際結婚夫婦が多いのです。

２｜相手の国に馴染めない

国際結婚では、どちらかのパートナーの母国で暮らしていることがほとんどです。その場合、やはり外国で暮らしている方は不満やストレスを抱きがちです。最初のうちこそ、海外生活を新鮮に感じるかもしれませんが、そのうちに自分の国との違い、不便なことや不自由なことを強いられ、ストレスが溜まってきます。

また、外国人として外国の国に移住するのは、簡単なことではありません。気のおけない友達や、居心地の良い空間を見つけるまでには、時間がかかるのです。つい「自分の国だったらこんな思いをしなくて済むのに」と比べてしまいます。そこでパートナーが理解してくれれば良いですが、会話が少ない、ストレスを分かってくれない相手だと、結婚生活は次第に苦痛となってしまうでしょう。

３｜愚痴が多い

愚痴が多い妻、夫の話を聞くのは嫌ですよね。特に国際結婚の場合では、愚痴の内容は相手の母国の悪口のようになってしまうことが少なくありません。パートナーに対する不満だけでなく、その家族、母国と、不満の対象は広がっていき、口を開けば愚痴を言うようになってしまいます。そんな愚痴を言う方も辛いですが、聞く方だってかなりのストレスです。だんだん会話するのが億劫になってしまいます。

４｜子育てがすべてになってしまう妻

日本では、子供が生まれたら夫婦はお父さんとお母さんになってしまい、セックスレスになってしまう夫婦も多いと思います。けれど欧米では、子供ができても夫婦は夫婦の時間を楽しむのが当たり前です。子供がまだ小さいうちから、自分の部屋で寝かせるのもそのためです。子供が生まれたとたんにパートナーに対して冷たくなる、色気を感じなくなるといった変化によって、うまくいかなくなってしまう国際結婚夫婦は多いのです。妻は子供ができても、子育てがすべてではなく、夫との時間、自分の楽しみを持つことが必要なのです。けれど実際は子育てに追われて忙しく、身体的にも疲れています。夫婦の間に深い溝ができてしまうと、修復するのも難しくなってしまうのです。

５｜語学力が低い

国際結婚の場合は、夫と妻、どちらかが相手の母国語を話していることが多いです。ケンカした時でも外国語で話さなければいけないのは、本当に大変なこと。小さな不満が溜まりやすく、しまいには爆発してしまうことも多いのです。外国語で「話してあげている側」が圧倒的に不満が溜まりやすく、相手に対して「ズルイ」と感じてしまいがちです。その一方で、母国語で話している方にとっても、相手に悪い、申し訳ないという気持ちがあり、それがストレスの原因になります。国際結婚カップルの中には、両方語学が堪能で、どちらにとっても外国語で会話していることもあります。例えば、フランス人と日本人のカップルでも、英語で会話しているといった場合です。その場合は、二人とも同じくらい言いたいことを伝えきれない部分があるので、あまり相手に不満を抱くことはないでしょう。外国語で不自由を感じている側が、母国語で話している相手に対して「フェアじゃない」と感じることで、不満が溜まっていくのです。

最後に

いかがでしたか？日本人同士の結婚にしても国際結婚カップルにしても、失敗する原因というのは、不満の積み重ねだと思います。二人の違いを認めて、妥協できるところは妥協して、お互いにとってベストな着地点を見つけるのが大切だと思います。他人同士、しかも国も違っているのであれば、常に会話してお互いを理解する努力をすることが必須だと思います。これから国際結婚をしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。