片思いの男性を惚れさせる!男を落とすために必要な5つの心理テクニック

恋愛においては、「片思いが一番楽しい」とよく言われるものです。確かに、片思いというのは楽しい部分もあるのですが、それでもやはり早くに恋を成就させたいと思ってしまうものです。ここでは、そんな女性の皆さまのために片思いの男性を惚れさせるのに必要な心理テクニックについてご紹介していきたいと思います。

1|単純接触効果

単純接触効果は、恋愛においてよく使われる心理テクニックのひとつです。無意識のうちにこの心理テクニックを使っているという方やこの心理テクニックの影響を受けているという方もいるでしょう。それほど身近な心理テクニックなのです。
例えば、少女漫画などでは毎日電車で一緒になる相手が気になるといったところから物語がスタートすることも珍しくありません。これはまさに単純接触効果なのです。単純接触効果というのは、何度も接触することによって好意を抱きやすくなるというものです。
この単純接触効果を活かしていくためにも、女性のほうから積極的に片思いの相手に接触するようにしましょう。実際に会うことができるのであれば、できるだけ毎日会うようにしたほうがいいです。また会うだけではなく、会話も楽しめるようにしておきましょう。もし、会話するのが難しいという場合でもできるだけ視界に入るように心がけておきたいものです。実際に会ったり話したりするのが難しいという場合には、メールやLINE、電話などでコミュニケーションを取るようにしましょう。
単純接触効果というのは単純に好意を持ってもらいやすくなるだけではなく、いわゆる「押して引く」といったテクニックにもつながってきます。例えば、毎日のようにメールやLINEでやり取りをしているとそれが当たり前になってきます。しかし、そういった状態になったところで、ぱったりとメールやLINEをやめてしまうと相手は気になって仕方がなくなってしまうものです。「体調が悪いのかな」「何かあったのかな」と心配してくれるかもしれませんし、「何か悪いことをしたかな」「怒らせるようなことを言ったのかな」と不安になるかもしれません。女性としては多少罪悪感があるかもしれませんが、それが心配であっても不安であってもこちらのことで頭がいっぱいの状態にさせることが落とすための第一歩なのです。ただ、相手が心配や不安を抱いていたのであれば、女性のほうから「心配かけてごめんね」といったフォローは入れておきたいものです。

2|同調効果

同調効果というのは、どこかで見聞きしたことがあるという方も多いのではないでしょうか?同調効果は、他にも呼び方があって「ミラー効果」「ミラーリング効果」「姿勢反響」と呼ぶこともあります。
同調効果は、簡単に言ってしまうと自分と同じような仕草をする相手に好意を抱くことです。かなり昔になるのですが、かつてテレビ番組で男慣れしていない女性が心理テクニックを利用して男性から好意を抱いてもらう実験のようなものをしていました。場所はカラオケボックスだったかと思いますが、男性が注文した唐揚げを食べているときには女性も同じように唐揚げを食べて、男性が足を組んだら同じように足を組んで……といったことをおこなっていました。結果的に男性が女性に連絡先の交換を申し出るという形で終わっていたのですが、これもまさに同調効果を利用したものです。
要は、片思いをしている男性の真似っこをして好意を抱いてもらうのです。ただ、男性の振る舞いなどを真似っこするのはハードルが高いという方もいるでしょうし、そもそも真似っこができるような環境にないという方もいるかもしれません。そういう場合には、男性と共通の趣味を始めてみるといいでしょう。共通の趣味から関係が発展し……というパターンのカップルはかなり多いですが、共通の趣味というのも同調効果に通ずる部分があるのです。
特に、日本人というのは人と同じであることを重視する傾向にあります。人と同じだから安心するといった経験は、それこそ誰にでもあるのではないでしょうか?相手と同じ部分があると、それだけで安心しますし、信頼してしまうようなところが誰にでもあるのです。日本人は国民性も相まって、そういった傾向がより強く出ると考えられます。その分、同調効果はより活用していくことができるでしょう。

3|相補性の法則

相補性の法則については、あまり見聞きしたことがないという方のほうが多いかもしれません。これは簡単に言ってしまうと、自分にはないものを持っている相手に惹かれるという法則です。
例えば、無口な人がおしゃべりな人を「いいな」と思うのは、まさに相補性の法則が働いているわけです。似た者同士のカップルもいますが、周りからすると「真逆のタイプだから絶対に合わないでしょ!」と思ってしまうような凸凹カップルもいます。後者の場合には、相補性の法則が働いていると考えていいでしょう。
もともと人間というのはないものねだりをしてしまう部分があります。そのため、自分にないものを持っているとそれだけで何となく意識してしまうのです。そして、実際に一緒にいると自分にないものを持っているからこそ、現実的な面でメリットも感じるようになりますし、居心地のよさといったものを体感するようになるのです。真逆のタイプ同士がカップルになるのは何も以外なことではないのです。
ただ、この相補性の法則というのはある程度の関係になってからいい方向に働くものです。というのも、初対面で目の前に自分と真逆なタイプの人間がいると人は警戒してしまうのです。逆に、「なんだこいつ」と思ってしまうようなこともあるでしょう。相補性の法則を活用していきたいのであれば、ある程度は仲を深めてからにしましょう。相手のことをよく観察し、分析し、相手にないところは何なのか、相手にとって何があればメリットになるのかを考えて、実践していきましょう。

4|吊り橋効果

吊り橋効果というのは、一般的にもよく知られているものかと思います。不安を抱くようなシーンや恐怖を感じるようなシーンで一緒にいると、相手に対して恋愛感情を抱きやすくなるというものです。
例えば、映画などで最初はいがみ合っていた男女がふたりで苦難を乗り越えて、最終的にはくっついてハッピーエンドといったものがあります。パニックものやアクションものではよくあるパターンなのですが、これもまさに吊り橋効果です。
吊り橋効果を狙うのであれば、ふたりで一緒にお化け屋敷に行く、ホラー映画を見に行く、ゲームをするといったことが挙げられます。お互いにお酒が飲めるのであればお酒を楽しむのもいいかもしれませんし、もし職場で同じ仕事をするような機会があるならあえてプレッシャーのかかる仕事をふたりで進めるといった形で進めるのもいいかもしれません。
要は、相手をドキドキさせることが大切なのですが、あまりそればかりにこだわってしまうと失敗してしまうこともあります。相手にとって迷惑なドキドキもあるわけですから、そのあたりは見極めた上で実践していきましょう。

5|ゲインロス効果

ゲインロス効果という言葉自体はあまり馴染みがないかもしれませんが、「ギャップルール」や「ツンデレ」というと一気に親近感がわいてくるのではないでしょうか?ゲインロス効果のはプラスとマイナスの振り幅が大きければ大きいほど影響を与えるというものです。
例えば、ヤンキーが雨の日に捨てられた子猫のために傘をさし出す……といったド定番な表現がありますが、これはギャップルールの典型、つまりゲインロスの典型とも言えます。素行の悪いヤンキーというマイナスから子猫のために傘をさし出すというプラスへの振り幅がかなり大きいからこそ、キュンとする女性が多いわけです。最近だと、いかにも草食系な男子が実は肉食系だったというパターンでキュンと来る女性も多いでしょう。
このゲインロス効果は思っている以上に使い勝手のいい心理テクニックで、例えば女性が男性の前で大失敗してしまった後で挽回できるチャンスに活かせるのです。例えば、仕事でミスをしてしまったら、そのミスが嘘であったかのように思えるほどの仕事ぶりを発揮するといった感じです。他にも、相手を褒めるときに一度ネガティブなところに触れておいてから、褒めちぎるといった形でもゲインロス効果は期待できます。

自分磨きも忘れずに

今回は片思いの男性を落とすための心理テクニックをご紹介しましたが、心理テクニックだけに頼るのはNGです。心理テクニックだけに頼ってしまうと、せっかく恋が成就しても長続きしない可能性も出てくるのです。あくまでも心理テクニックというのは恋愛を有利に進めていくためのツールに過ぎないのです。
自分磨きをして、女性として魅力的になる努力をすることも忘れないようにしておきましょう。恋愛においては「魅力的な女性になることが一番の近道」と言われることもありますので、魅力的な女性を目指しつつ、心理テクニックを活用していくようにするのがベストです。

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妖精社
子どもの頃から心理カウンセラーになりたくて、大学では心理学を専攻していました。卒業後も働きながら勉強を続けて、念願叶って今は心理カウンセラーに。気付いたら物書きにもなっちゃって、趣味に仕事にと忙しい毎日です。

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子どもの頃から心理カウンセラーになりたくて、大学では心理学を専攻していました。卒業後も働きながら勉強を続けて、念願叶って今は心理カウンセラーに。気付いたら物書きにもなっちゃって、趣味に仕事にと忙しい毎日です。