働く女性が仕事で意識するとちょっと得する7つのポイント

女性の社会進出は目覚ましいですし、働けることに喜びを感じている女性も多いでしょう。しかしながら、仕事というのは楽しいことばかりではありません。むしろ、頭を抱えてしまうようなこことのほうが多いものです。ここでは、働く女性が仕事で意識をするとちょっと得する7つのポイントについてご紹介していきたいと思います。意識することによって、ネガティブな気持ちも楽になります。意識するだけでちょっとだけ得をします。

何でも白黒ハッキリさせないこと

もちろん、個人差はあるのですが、基本的に女性というのは白黒ハッキリさせたがるものです。女性が男性に対して「私と仕事、どっちが大事なの!?」と迫っているシーンというのはドラマを含め本当にいろいろなところでよく見かけるものです。これもまさに白黒ハッキリさせたがる女性の特徴を表しています。男性にとって生活していくためにも仕事は大事ですし、付き合っている以上は女性のことだって大事なのです。どちらも大事なのはわかっているものの、それでもどちらか決めろというのは、やはり極端です。

特に、仕事というのはすべてが白黒ハッキリさせられるわけではありません。場合によっては、白でもない黒でもないどっちつかずのままにしておくしかないようなこともあるのです。白黒ハッキリさせてしまうと仕事でも敵を作ってしまいますし、女性自身にもストレスがかかる一方です。割り切れないものは確実にあるということを頭に入れて、白黒ハッキリさせるのをやめるだけで、一気に働きやすくなります。気持ちにも余裕が出てくるでしょう。

体や心の波はあって当たり前

働く女性にとって、毎月の生理というのは特に大変でしょう。ここぞというときに生理が始まってしまうと、それだけでモチベーションが下がってしまうかもしれません。生理自体も大変なのですが、それに伴っての体や心の変化というのも大変なものです。この体や心の波に振り回されている女性も多いのではないでしょうか。「なんで今来るの」「本当はこんな風になりたくないのに」と思ってしまうこともあるでしょう。

ただ、人間である以上、体や心の波はあって当たり前です。特に、女性の場合には毎月の生理がありますし、それによってホルモンバランスが大きく変わってきます。自分の意思とは関係ないところで変化が出てしまうのは仕方がないことです。だからといって好き勝手に振る舞っていいというわけではないものの、自分なりに対策をしっかりとした上であとは「体や心の波はあって当たり前」と開き直ることです。体や心の波はあって当たり前と考えることによって、気持ちにも余裕が出てきます。

このあたりのことは男性にはなかなか理解してもらえない部分かもしれませんが、最近では男性の理解というのも少しずつ広まっています。女性同士でも個人差はあるでしょうが、それでも理解はしてもらえるでしょう。

ストレスとの付き合い方

ストレスとの付き合い方も大切です。まずは、「ストレス=悪いもの」というイメージを捨ててしまいましょう。もちろん、大きすぎるストレスというのは心にも体にも影響を及ぼします。決していいものとは言えません。しかしながら、だからといってストレスのすべてが悪いというわけではないのです。「ストレスは人生のスパイス」という言葉もあるように、ちょっとしたストレスというのは人生におけるいい刺激となってくれるのです。そもそも自分にとって嬉しいことがあったときでさえ、ストレスが発生しているのですから、一概に悪いものとは言えないのです。働く女性の中にも幸せな結婚をしたいという気持ちを抱いている方がいるかもしれませんが、幸せな結婚でさえストレスになるのです。ストレスというのは常にあるようなものですから、ストレスを完全に防ぐということはできません。

では、どうしていくかというとストレスとの付き合い方を意識すればいいのです。ストレスは悪いものではないと理解すれば、それだけでストレスとの付き合い方も違ってくるはずです。本当はためこまないのが理想的ですが、ストレスがたまってきたら自分なりの解消法でこまめに解消していく・・・このようにストレスをコントロールしていくような感覚を持てばいいのです。おそらくほとんどの方がストレスを軸に自分自身が振り回されているような状況なのではないでしょうか。軸はあくまでも自分自身で、ストレスをコントロールしていくようにすればいいのです。

男性と女性の格差はあるものと思う

働く女性の中には、男性をライバル視している方も多いかもしれません。「私はこれだけ頑張ってるのに、男だからってスイスイ出世して・・・」と思うようなこともあるかもしれません。悔しい思いをしている女性も多いでしょう。ただ、今の時代であっても、男性と女性の格差はあるものと思っておくべきです。格差があって当たり前と思えば、余計な感情に振り回されることもありません。

確かに、今は男性に負けないくらい女性がバリバリと働く時代です。しかしながら、女性の社会進出というのは人類の長い歴史で見ると、本当につい最近起こっていることなのです。長く「男性が仕事をして、女性が家庭を守る」ということを当たり前のようにおこなってきているからこそ、いきなり仕事で男性と女性を同じように扱うことができないのです。時代が追い付いていないといってもいいでしょう。

同じように男女の格差で悔しい思いをしている女性というのは、たくさんいます。しかしながら、そこで腐っていたのでは何の進歩もありません。今以上に頑張っていくか、きちんと評価をしてくれるところに転職するかといった選択を自分でしていくようにしましょう。「自分が不満に思っていることは実は今の世の中では当たり前のことなんだ」と気づけば、そこからどうすべきかも見えてくるようになるかもしれません。

今いるところがゴールだと思わないこと

働いている女性の中に多いのが今いるところをゴールだと思ってしまう方です。人間には過去、現在、未来とありますが、過去や現在に囚われている方がやはり多いのではないでしょうか。大事なのは未来です。未来がある以上、今いるところは当然、ゴールではありません。ゴールはもっともっと先にあるのです。しかしながら、今いるところをゴールだと思っている方がまだ多く、そう思ってしまうとそこで成長がストップしてしまいます。他にもいろいろな可能性があるかもしれないのに、それを自ら封じてしまうのです。今いるところに満足していない方は、「ゴールはもっと先にある」ということを意識すべきです。そうすれば、向上心も出てくるでしょうし、これから先のために何をすべきなのかも見えてくるでしょう。

人生というのは本当に何が起こるかわからないものです。フリーターをしていた人が大女優になるようなこともありますし、バリバリのキャリアウーマンを目指していた人が農業を始めるようなことだってあるのです。仮に今いるところに不満があっても、先ではもっと満足できるところで働いているかもしれませんし、結婚しているかもしれません。「こうなりたい」というものがあれば、今をゴールだと思ってはいけません。諦めて惰性で働いていたような女性であれば、仕事への気持ちも大きく変わってくるのではないでしょうか。

理想通りの働き方はできなくて当たり前

人それぞれ理想とする働き方というものがあるでしょう。地道に経験を積んでバリバリのキャリアウーマンになりたいという方もいれば、出世はしなくていいから楽に働きたいという方もいるかもしれません。人によっては病気のことがあるからいつでも病院に行けるようなところで働きたいということもあるでしょう。働く女性がいれば、その働く女性の数だけ理想の働き方があるのです。しかしながら、理想の働き方というのはできなくて当たり前です。というのも、ほとんどの方がどこかを我慢したり、妥協したりしながら働いているのです。

理想通りの働き方ができている女性というのは、本当に一人握りです。理想を実現させるためにそれこそ血のにじむような努力をしたのか、ただ単に運がよかったのかは人それぞれです。ただ、それ以外のほとんどの女性が理想ではないもののそれなりに納得できる働き方で妥協をしているのです。理想通りの働き方を叶えるために転職を繰り返しても結果が出ないかもしれませんし、今の職場で理想通りの働き方を主張してもそれがきっかけでトラブルになってしまう可能性もあります。理想通りの働き方はできなくて当たり前という意識を持つようにしましょう。もちろん、あまりにも劣悪な環境であれば転職すべきですし、おかしなことはおかしいと主張すべきです。ただ、働く女性には我慢や妥協も必要だということを忘れないようにしましょう。「今の仕事、意外にいいかも?」と思えるようになるかもしれません。

女性であること自体が武器になることを理解する

そして、最後に女性であること自体が武器になることを理解しておきましょう。例えば、接客をするときは男性よりも女性のほうが警戒心を持たれにくいですし、電話での勧誘などの際には男性よりも女性のほうがいい反応を得られるのです。つまり、女性であるということはそれ自体が大きな武器になるのです。働く女性にとって、これ以上心強いことはないでしょう。自分自身が武器になるのですから、それこそ何だってできそうなものです。

女性は確かに仕事において男性との格差もありますし、女性だからこそ大変なこともあります。しかしながら、女性であるということ自体に大きな意味があるのです。そのうち時代のほうがついてくるでしょうから、働く女性はこれからの未来を切り開くような気持ちでOKなのです。