女性ひとり旅におすすめのイギリス旅行スポット7選

自立した女性の中には、ひとり旅が大好き!という方も多いのではないかと思います。イギリスに住んでいる筆者ですが、きっかけはやはりロンドンにひとり旅をしたことでした。どんな可能性が待っているかも分からないひとり旅。そんな女性のひとり旅におすすめのイギリス旅行スポットをご紹介します。

ロンドンは女性ひとり旅初心者でも楽しめる

ひとり旅では交通の便や道に迷った時の対処など、心配なことも多いと思います。けれど、イギリス・ロンドンは初心者でも十分無理なく楽しめる観光地です。東京と違って地下鉄は非常に分かりやすく、色分けされているので乗り換えも簡単。ロンドンの街を歩けば至る所に地図があるので、慌てずゆっくりと目的地を探すことが可能です。大英博物館、ロンドンブリッジ、ロンドン塔、ロンドンアイなどの観光スポットが点在し、何日いても飽きない素晴らしい場所。ミュージカルの本場でもあるのでひとりでゆっくり鑑賞するのもおすすめです。筆者は2013年に初めてロンドンを訪れ、英語は全く喋れませんでしたが、それでも問題なく楽しむことができました。今回はとくに女性ひとりで訪れるのがおすすめなスポットを厳選しています。ぜひ参考にしてみてください。

1|ナショナルギャラリー(ロンドン)

ロンドンに来たら、必ずナショナルギャラリーを訪れることをおすすめします。とくに女性ひとりの場合、落ち着いて見て回れるナショナルギャラリーが断然おすすめ。有名な大英博物館も良いですが、絵画をゆっくり鑑賞するならナショナルギャラリーです。ゴッホのひまわり、ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」、フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」ホルバイン「大使たち」など、誰でも知っている名画が満載。さらに驚くことに、ナショナルギャラリーを含めたロンドンの多くの国立美術館は無料です。名画の隣で子どもが模写をしている、画家の卵が彫刻をデッサンしているといった様子も見られます。あなたもきっと、自分らしいナショナルギャラリーの楽しみ方を見つけられると思います。

2|バッキンガム宮殿(ロンドン)

イギリス王室の公式住居である、バッキンガム宮殿。ここでは女王護衛兵の勤務交代式であるChanging The Guardが行われることで有名です。ロンドンの象徴とも言える赤い服に身を包んだ衛兵の交代式が生で見ることができます。美しい宮殿と衛兵のスマートな身のこなしに、うっとりと時間を過ごすことができるでしょう。ロンドン中心のヴィクトリア駅から歩いてほど近く、周辺には王室御用達、王室関連グッズも売っています。

3|コッツウォルズ

まるで絵本の世界に迷いこんだような印象を受けるのが、コッツウォルズ地方です。のどかな田舎町に可愛らしい家が立ち並び、今にも小さな小人が森から出てきそうな雰囲気。コッツウォルズへはロンドンから日帰りで観光することも可能です。小さな可愛らしい街ですが、一泊するとゆっくりと見て回ることができ、自然も満喫できると思います。

4|テートモダン(ロンドン)

コンテポラリーアート(現代美術)に興味がある方、デザインが好きな方にはテートモダンがおすすめです。テートモダンは無料の国立近代美術館で、さまざまなユニークなアートを鑑賞することができます。また、テートモダンはテムズ川に面しており、中にあるカフェテラスからはロンドンブリッジを含めたロンドンの景色が一望できます。アートを鑑賞する合間にゆっくりと休憩しながら、ロンドンの街を見渡すことができるのでおすすめです。

5|ブライトン

夏に訪れると楽しいビーチリゾート、ブライトン。ここは筆者が1年半の留学生活を送った地でもあります。広いビーチと美しい街並み。ユニークでアーティスティックな人々が多いのが特徴です。ロンドンから列車で1時間もかからず訪れることができ、学生の街としても有名です。観光スポットであるNorth Laneには、おしゃれな古着屋や雑貨屋が山ほどあり、手頃な値段でアンティークも買うことができます。女性ひとりでゆっくり買い物するにはもってこいです。

また、ブライトンからはゼブンシスターズという白亜系チョークから成る岩壁へも行くことができます。コバルトブルーに広がる海に立ちはだかる、真っ白な岩壁は、見る人を圧倒する迫力があります。

6|カンタベリー大聖堂

美しい大聖堂を見るならカンタベリー大聖堂がおすすめです。街に着くとまずそのどこからでも見える大きさ、荘厳さが印象的です。イギリス国教会の総本山として、地域に根付いているカンタベリー大聖堂。その美しさは一見する価値があります。非常に凝って作られた内装やステンドグラスも、ゆっくり見て回ると楽しいです。

7|湖水地方ウィンダミア

まるで絵葉書のような美しい景色が広がる湖水地方。自然が大好きという方におすすめです。あの有名なピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターのヒル・トップ農場もここにあります。息を飲むような雄大な自然とともに、昔ながらの綺麗な街並みも観光することができます。

イギリスはひとり旅で楽しめるスポットがいっぱい!

いかがでしたか?他にもたくさんの美しい場所、楽しいスポットがあるイギリスで、ぜひ思いっきり自由な時間を満喫してほしいと思います。イギリスからはユーロスターという列車や格安航空券を使って、近隣のフランスやベルギー、ヨーロッパ諸国にも簡単に旅行できます。ぜひヨーロッパ巡りの際にはイギリスに寄っていただきたいです。

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首藤 加奈子
イギリス在住のフリーランスライター。イギリス留学を経てイギリス人と結婚、出産。国際結婚や恋愛、美容について執筆中。ビールが大好きで趣味はパブ巡り。