ちゃんとできてる?美肌を維持するために大切な夏の紫外線対策

天気の良い日に外出すると、気になるのが紫外線。昔に比べると、近年では紫外線対策の重要性が認知されてきているため、日頃からしっかり対策を取っている方も多いのではないかと思います。しかし、日差しが強い夏場の紫外線対策は、もう一工夫必要です。

7〜8月にかけて夏の紫外線量はピークを迎えます

紫外線量は5月頃から増え始め、夏である78月にピークを迎えます。また、1日の時間帯では、910時から一気に増え始め12時頃がピーク、15時になってくると量も減って少し落ち着いてきます。地上に届く紫外線には、シワやたるみの原因となるUVAと、シミやソバカスの原因となるUVBという2種類があります。

PAとSPFの違いを理解していますか?

紫外線対策といわれると、日焼け止めを思い浮かべる方も多いでしょう。日焼け止めには、PASPFといった表記がありますが、この2つの違いをご存知ですか?

SPFは、主にUVBに対して効果を発揮します。日常生活を送る分にはSPF20程度のもので充分ですが、UVBは夏場に量が一気に多くなるので、長時間の外出やレジャーで使う日焼け止めはSPF数値が高いものを選びましょう。

対してPAは主にUVAのカットに効果を発揮します。UVAの量は夏場に高くなるものの、年間を通してそれなりの量が降り注いでいます。UVAは雨や曇りの日でも注意が必要ですので油断は禁物です。

日焼け止めはこまめな塗り直しを行うこと

日焼け止めはシーンによって強いものを選ぶことも大切ですが、それ以上にこまめな塗り直しが重要です。そのため、フェイス用・ボディ用と使い分けたり、SPFの入った化粧下地を使ったりしましょう。また、メイクをした後は顔に日焼け止めの塗り直しができないので、パウダー状の日焼け止めがオススメです。

日焼け止め以外の紫外線対策とは?

日焼け止め以外にも、つばの広い帽子をかぶったり日傘を利用したりすることは、紫外線を90%以上カットできるとされていて効果的な対策と言えます。紫外線は目からも吸収されてしまうので、日差しが強いときにはサングラスを使用しましょう。また、外側だけの対策だけでなく、内側からの対策も必須です。食事やサプリメントなどでビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどを積極的に摂取しましょう。